棟芯 |
2009-03-17 Tue 21:09
本谷の穴開きによる雨漏り。 しかし、得てしてこのような場所は、屋根屋泣かせの場所でもあります。 棟が途中で曲がっている部分に多いのです。これを這い上がり棟とか肘棟とよんでいます。 屋根屋泣かせの場所でもあり、見せ場でもあります。
まずは谷勝手の緊結 今回は銅釘刺しで さ~~て、本題です。 普通は隅棟の棟木の芯を芯として桟を納めますが この場合、このように桟を納めます。 赤い線が棟木芯、緑の線が瓦の棟芯です。(白線は棟幅)。最大で2寸誤差ができます。 なぜこのようにしなければならないか?さ~~ここがポイント 這い上がりの始点と谷芯を合わせる(のしの高さがここではじめていっしょになる) そのために隅棟芯を隅木芯よりずらすんです。わかるかな~~~ 隅木芯≒隅棟芯ということです。 これで陸棟の台のしと隅棟の台のしがきれいに揃い、後は段数の違いだけ 削のしをネコんないように入れるだけ・・・
平板での1本伏せでも同じ、隅棟芯をずらすんです。そうすれば コーキング べたべたなんてことには・・・・・・ 棟積みは後日。。。
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